田中良子(卓球)
Title:タナカヨシコ
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柳井は戦前から卓球の町といわれています。
昭和24年(1949)、当時柳井高校2年生だった田中良子選手は、全日本卓球選手権シングル一般女子の部の優勝を果たし、最年少チャンピオンの記録を作りました。同じ大会で、田舛彦介選手と組んだミックスダブルスでも優勝しています。
昭和29年(1954)の卓球世界選手権ロンドン大会では、女子団体優勝、女子シングルス準優勝に輝くなど、素晴らしい成績を残しています。
<全日本選手権>
昭和24年(1949) 女子シングルス優勝
昭和24年(1949) 混合ダブルス優勝(田舛彦介・田中良子 組)
昭和26年(1951) 混合ダブルス優勝(峰石忠雄・田中良子 組)
昭和27年(1952) 女子シングルス優勝
昭和28年(1953) 女子ダブルス優勝(田中良子・田坂清子 組)
<アジア選手権>
昭和27年(1952) 女子ダブルス優勝(田中良子・ナシクワラ 組)
昭和28年(1953) 混合ダブルス優勝(田舛吉ニ・田中良子 組)
<世界選手権>
昭和29年(1954) 女子団体優勝
昭和29年(1954) 女子シングルス準優勝
昭和30年(1955) 女子団体準優勝
昭和30年(1955) 女子ダブルス3位(田中良子・楢原静世 組)
昭和31年(1956) 女子団体3位
昭和31年(1956) 女子ダブルス3位(田中良子・大川とみ 組)
昭和31年(1956) 混合ダブルス3位(藤井基男・田中良子 組)
●女子高校生の全日本卓球選手権チャンピオン●
平成22年度の卓球の全日本選手権女子シングルスは、山口県出身の石川佳純選手(四天王寺高校)が高校生としてみごと優勝を飾り話題となりましたが、女子高校生として初めて全日本選手権に優勝したのは、柳井市出身の田中良子選手(柳井高校)です。
その後、星野美香選手(前橋東高校)、佐藤利香選手(白鵬女子高校)が優勝しており、石川佳純選手(四天王寺高校)は、4人目の女子高校生チャンピオンとなったわけです。
資料提供:
監修:松岡睦彦
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