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井伏鱒二

Title:イブセマスジ


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 井伏鱒二は、柳井ゆかりの小説家です。
 鱒二は、関東大震災の翌年大正13年4月から半年ほどの間、早稲田大学時代の友人である田熊文助(当時柳井高等女学校教諭)の下宿(柳井市天神の凌波館の貸家)に居候していた時期がありました。
 文助や凌波館は、鱒二の作品にも登場します。
 柳井時代をはっきりと描いた作品としては『柳井のお大師山』があります。
 柳井地方へ買い付けに来た骨董屋に主人公が随行した話で、買い付けを終えた骨董屋と凌波館へ投宿し、お大師山へ登ってかつての柳井時代を回想するといった内容です。
 「関東大震災で東京を逃げ出したとき、この旅館の別荘に下宿していた田熊文助という友人のところに来て・・・」と描いています。
 また、『女人来訪』は、文助が柳井高等女学校で教鞭をとっていた時の教え子の一人が、後に鱒二を慕って上京し、新婚早々の鱒二の家庭を訪れた時のエピソードを小説化したものです。
 教え子を鱒二の嫁にとすすめたのは文助であり、この小説は実話に近いということです。
 『女人来訪』の文中では、柳井の町のことを岩国市由宇町に置き換えて舞台設定がされています。
 鱒二にとって、柳井は文助とともに印象深いところであったことがうかがえます。

Memo    
●メモ:  
資料提供:柳井市史
監修:松岡睦彦
H23.08加筆

 
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