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濡田廃寺跡

Title:ヌレタハイジアト


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濡田廃寺跡(写真提供:豊笑家倶楽部)

Data

 濡田廃寺跡は、周防を代表する古代寺院の跡です。
 柳井市新庄安行小字濡田(大蔵)に、廃寺の五重塔の心礎(塔の心柱の礎石)があったといわれています。
 明治35年頃、田地開拓のおり、地中から素焼の丸底壺8個が掘り出され、その中から、わが国でも古い銅銭和同開珎など多数の銅銭が出土しました。この出土品一揃は、国の重要美術品に指定されています。
 この寺院は、奈良時代後期から室町時代にかけて栄えた寺で、奈良時代様式の五重塔がそびえていたらしく、昔に心礎が発見されていましたが、山陽本線敷設の時、鉄橋の石垣石に使用されたといわれ、現存はしていません。
 いい伝えによると、この塔の心礎の石は直径2メートルくらいあり、二重孔式で、この孔内には舎利が納められていたとのことです。
 現在、水田となっていて、その遺構を見ることはできませんが、柳井いろはかるたには「濡田にそびえた 五重の塔」と詠まれています。

●参考まで・・・●
 濡田廃寺跡は、寺院名がわからないので、地名の「濡田」をとって、すでに建物がないので「廃寺」となり、その「跡」という意味の遺跡(史跡)です。
 かつては五重塔をもつ大寺院とされています。

●古い貨幣●
 濡田廃寺跡から出土した「和同開珎」は、日本でももっとも古い時代の銅銭です。
 最近、奈良地方で「富本銭」が出土しましたので、この「富本銭」が最も古い貨幣といわれています。

Memo    
●所在地: 柳井市新庄安行小字濡田(大蔵)
●交通アクセス: ・JR山陽本線柳井駅から車で10分
・山陽自動車道玖珂ICから車で30分
●連絡先: 柳井市教育委員会 生涯学習課 文化財室 TEL:0820-22-2111(内線332) 
●メモ: 国指定重要美術品 周防国濡田廃寺出土品一揃(一部:山口市歴史民俗資料館蔵)

資料提供:柳井コミュニティーミュージアム
監修:松岡睦彦

 
〒742-8645 山口県柳井市中央二丁目15-1
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