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普慶寺

Title:フケイジ


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 両石山 普慶寺は、真言宗のお寺です。
 天長8年(831)の開山と伝えられる旧柳井町内では最古刹で、山門には一対の金剛力士像が仁王立ちしています。
 ご本尊の千手観音菩薩立像は、像高30cmの銅製鋳造で、大内氏が納めたといわれ、平安時代末期から鎌倉時代初期ごろの様相がうかがえる仏像で、市の文化財に指定されていますが、秘仏となっています。
 また、愛染明王像は、真っ赤な身体で、天に向けて矢を引く容姿から天弓愛染明王といわれ、恋愛・縁結び・家庭円満などご利益があるとされ、パワースポットとしても脚光を浴びています。
 このお寺は、古くから大内氏や吉川氏の信仰が厚く、鎌倉時代に周防三十三観音霊場の第五番札所に定められました。
 境内の南東隅に、変わったお墓があります。これは雨月庵破笠(うげつあんはりゅう)のお墓です。破笠は、江戸時代の中期から昭和10年代まで続いた正風美濃派(松尾芭蕉が創始者)の柳井俳諧第二代宗匠で、彼が亡くなった寛政2年(1790)に、その門弟によって建てられたものです。

●代官所跡●
 また、普慶寺の南側一帯には、岩国藩柳井組の「代官所」がありました。ここに代官所が設けられたのは、承応3年(1654)のことですが、その後柳井津に町制がしかれ、代官所とともに柳井津町奉行所が置かれるようになりました。代官と奉行は兼務で、岩国藩から派遣されており、柳井津町・柳井村・古開作村・新庄村・余田村・堅ヶ浜(現在は平生町)の範囲を治めていました。さらに、近くの場所には、岩国藩の命令を伝達する「御高札場」が設けられており、江戸時代の政治の中心地がこのあたりだったことがうかがえます。

●姫田川●
 この普慶寺の前を流れる川は姫田川(ひめだがわ)です。今から約1400年前、般若姫が九州から上京の途中、ここ柳井へ上陸された時に、この川で手を洗ったことから姫田川と呼ぶようになったといわれています。

●雨月庵破笠●
 破笠は、普慶寺の前を流れる姫田川右岸にある荒神堂普門院住職の涼台和尚(りようだいおしょう)です。

Memo    
●所在地: 柳井市姫田12-1(姫田)
●交通アクセス: ・JR山陽本線柳井駅から徒歩で10分
●連絡先: 普慶寺 TEL:0820-22-8410
●メモ: 市文化財 銅造千手観音菩薩立像

資料提供:山口県観光連盟・柳井市観光協会
監修:松岡睦彦
H25.01.06加筆

 
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